こんにちは。今日はデイサービスに行くことを拒否していた義祖父母が、どうやって通うようになったか、その経緯をお話したいと思います。
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現在、義祖父が91歳で軽めのアルツハイマー型認知症、義祖母が86歳で病気なし
今はふたりとも週5でに楽しく通っています。
しかし、ここまでの道のりは簡単ではありませんでした(笑)
まず、なぜデイサービスに通ってほしかったかと言うと
- 物忘れ
- 怒りっぽくなり口論が絶えない
- お風呂に入らない、着替えない
- ごはんを作らなくなる
- 外に出たがらない、寝てばかり
など、このような症状があり、私も子供たちが居て手が回らないので、デイサービスに通うことで今より生活の質が少しでも上がればいいなと思ったからです。(義祖父母の娘さんは2人居ますが、近くに住んでいないので頻繁には来れない。)
要介護認定を受けるまでの流れ
まずやらなければいけないのは要介護認定をもらうこと。
要介護認定とは…
デイサービスに通うためには介護保険の【要支援1.2】or【要介護1~5】の認定が必要になります。
市の調査員が自宅に来て介護を受ける人の心身の状態を確認するために家族も一緒に面談を行います。そして生活機能を評価するためかかりつけ医に意見書を書いてもらい、これらの結果をコンピューターに判断してもらい、介護審査会で審査され、認定が降りれば郵送で保険証が届きます。
ふたりとも要介護1に認定されいよいよスタート!!
結局本人たち次第
と、ここまではスムーズでした。
しかし、認定をもらっても“本人の意思がなければ通えない”
という壁にぶち当たりました。
ふたりとも身体も元気で持病なし。
まだまだ自分で全部できると思ってるし、デイサービスに否定的な考えを持っていて
デイなんて絶対いかない!まだ行く歳じゃないし、体も悪くないのに!
無理やり行かせようとして!
ずっとこの状態…
家族の誰が何を言っても行かないの一点張り。
そこで、ケアマネさんとの連携プレー
ケアマネさんは、家族が言うより他人が説得した方が言うこと聞く場合もあるよと、親身になって何回も何回も自宅に来てくれて、デイサービスに行こうと誘ってくれました。
「友達と温泉に行く感覚でどう?ご飯も食べて温泉にも入れるし、話し相手も居て楽しいよ」
とデイサービスのネガティブなイメージを払拭する言葉をかけてくれたおかげで、ふたりは徐々に心を開き数ヶ月かけてようやく通うと言ってくれるようになりました。
デイサービス初日、帰宅後に「どうだった?」と聞くと、「楽しかった〜温泉も気持ちいいし、おいしいご飯も食べられて友達にも会えてすごく良い」
と、それからというもの今までの発言が嘘のようにふたりとも楽しく通っています(笑)
服も毎日着替えるようになり、お化粧もするようになったし、生活にハリが出て本人たちも明るくなったしいいことばかりです!
完全拒否の義祖父母が通ってくれるようになったポイント
本人たちの気持ちになり一緒に考える
子どもでも大人でも新しい環境に行くことは少なからずストレスがありますよね。それは何歳になっても同じ。デイサービスに通うことで、生活の質が向上し、人と関わる機会が増えて元気になるし、幸せを感じてもらえるということを伝えて、ネガティブなイメージを払拭してあげることですね。
家族がだめならプロに頼る
ケアマネさんや、施設のスタッフの方はプロなので対応にも慣れているし、誘い方が上手です。ケアマネさんに、なぜ行きたがらないのか、など家族の情報をしっかり伝えることも大事です。
こうして、色々な人に助けられながらデイサービスに通ってくれるようになって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
生きるって大変ですよね。こうしてデイサービスなどの手続きをしているうちに、自分の将来や老後のプランを考えられるようになったことは同居していて良かったなと思えることのひとつです🙌🏻
今日はここまで。ではまた~~✨✨
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